クレジットカードが使えなくなる?過払い金請求とクレジットカードの関係とは

クレジットカードが使えなくなる?過払い金請求とクレジットカードの関係とは

クレジットカードは利便性の高さと手軽さゆえに、気軽に利用してしまいがちです。

多くの債務を抱える人にとって、クレジットカードが過払い金請求の対象になるかどうかは重要な問題でしょう。 また過払い金請求を行うことで、クレジットカードの使用にどう影響するか不安を抱くことでしょう。

一言にクレジットカードといっても様々な種類や使用方法があり、過払い金請求ができるかは用途によって異なってきます。

ここではクレジットカードにまつわる過払い金請求についてご紹介します。

過払い金が発生する仕組み

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貸金業者が守る法律には出資法と利息制限法があり、その上限金利は異なっています。

出資法の上限金利は29.2%、利息制限法の上限金利は20%となっており、利息制限法の上限金利を上回っても罰則がなかったため、多くの貸金業者は上限金利の高いほうで利息を取っていました。

さらに、一定の条件を満たし、かつ双方の合意により利息制限法を上回る金利での契約を認める「みなし弁済」という仕組みもあったため、貸金業者は堂々と利息制限法の上限金利を上回る金利を設定できていました。

しかし、この「みなし弁済」が過払い金訴訟や裁判の判決により覆されていくことで、過払い金請求権が正式に認められるようになってきたのです。

そして過払い金返還請求の根拠となる法律が民法703条の不当利得返還請求権で、これは法律上の根拠がないにも関わらず不当な利益を受け取ったものから返還を求める権利になります。

つまり、利息制限法の上限金利を超えた金利は不当に受け取ったお金ということになり、その払いすぎた利息の返還を求めることができるのです。

過払い金請求をするためには貸金業者に対して取引履歴の開示を求め、取引履歴にもとづいて正しい金利で引き直し計算をする必要があります。

また、過払い金請求には時効があり最終取引日から10年以内であるという条件もあります。

クレジットカードからも過払い金請求をすることができる

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クレジットカードのキャッシング枠は過払い金請求ができる

改正貸金業法が完全施行された2010年より前からクレジットカードを使っている場合、キャッシング枠を利用して現金を借りたことがあれば、過払い金請求が出来る可能性があります。

クレジットカードには、信販会社が商品代金を一時的に立て替え払いするショッピング枠だけでなく、直接現金を借りられるキャッシング枠あります。

キャッシング枠に適用されていた金利は、利息制限法で定められた上限金利を上回り、出資法による29.2%の規制以下の20%台だった時期が長く続いていました。

消費者金融がグレーゾーン金利で貸付を行っていた時期には、クレジットカードのキャッシング枠を利用した貸付についても、過払い金請求の対象となるわけです。

同じクレジットカードであっても、キャッシング枠を利用した借入は、利用限度額の範囲内で何度でも借入と返済を繰り返すことが出来ます。

消費者金融が行っていたカードローンと仕組みが同じであって、適用される法律も同様ですから、過払い金が発生していることを確認出来れば過払い金請求が可能です。

クレジットカードのショッピング枠に利用残高が残っていると、過払い金があっても相殺されてしまうので、ショッピング枠の利用残高を無くした状態で過払い金請求を行なうと良いでしょう。

クレジットカードのショッピング枠は「借金」ではないので過払い金は発生しない

クレジットカードのショッピング枠は借金ではありません。

法律的に買い物をした代金を一時的にカード会社が立替払いをするだけなので、借金ではないという扱いとなっています。 貸金業法や利息制限法などの法律が適用されないので、過払い金請求をすることもできません。

ショッピング枠でも、リボ払いや分割払いにしていると借金と同じと考える人が多くなるでしょう。

しかし、今のところは割賦販売契約の立替払い金として考えられているため、手数料が20%を超えていても、それは利息ではなく手数料として扱われるので、過払い金は発生していないと考えられます。

ただし、現在ではクレジットカードのショッピング枠についても自主規制がされており、年20%を超えない範囲で設定されるようになっています。

過払い金が発生している有名なクレジットカード会社とは

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2007年以前は、利息制限法を超える金利で貸し付けを行っていたクレジットカード会社がほとんどです。

ですので、2007年より前からキャッシングをしていた方は過払い金が発生している可能性が高いですので、自分はどのクレジットカード会社からキャッシングをしていたか確認することが大切です。

一般的によく名前が挙がる会社には、三菱UFJニコス、セゾンカード、イオンカード、オリコカード、ライフカードなどがあります。

三菱UFJニコスは、当時19%から29%前後で貸し付けを行っていました。 また、三菱UFJニコスは複数の会社が合併して出来ていますので、過払い金請求を行う際には全てのカードに対して手続きを行わなければいけません。

セゾンカードも同様に、当時24%から27%という利息制限法を超える高い金利で貸し付けを行っていましたので、2007年より前にキャッシングを利用していた方は過払い金が発生している可能性が高いです。

また、イオンカード、オリコカード、ライフカードも26%から27%前後の高い金利で貸し付けをしていましたが、2006年から2007年にかけて一斉に金利を引き下げましたので、2007年以降にキャッシングを利用した方は過払い金が発生している可能性が低いでしょう。

クレジットカードの過払い金請求をする時に押さえておきたい4つのデメリット

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過払い金請求をしたクレジットカードは使用できなくなる

過払い金請求を行った場合、自動的にクレジットカード会社よりカードの解約と見なされてしまう為、クレジットカードを使用することができなくなってしまいます。

これによる弊害もあり、ショッピング枠の機能がついていたりETCカードを同時に利用している人、クレジットカードを公共料金などの支払いに使用している場合は注意が必要です。

上記にも述べたように、過払い金請求を行った時点でクレジットカードの機能が停止してしまうため、それに伴った機能も一斉に停止してしまいます。

したがって、クレジットカードの過払い金請求を行う前に、自分がETCや公共料金をそのカードで行っているか確認し、行っているようであれば事前に引き落としを変更してから過払い金請求をする必要があります。

ただし、クレジットカードの機能が失われるのはあくまでも請求先のカードのみが一般的ですので、他社のクレジットカードやキャッシングについては問題なく使用することができ、それに伴ったショッピングやETC、公共料金などの支払いも同様に問題なく使用することが可能です。

しかし、こちらも一概に全て使えるとは言えず、過払い金請求をした会社が信用情報機関に任意整理として登録してしまうと、その情報を見た他の会社が、こちら側の返済も止まるリスクがあると判断し、クレジットカードの機能を止めてしまうケースもあります。

債務が残る場合はブラックリストに載ってしまう

クレジットカードの過払い金請求を行なう際、借入残高が過払い金よりも多いと、債務が残ってしまいます。

債務を一括返済出来なければ、任意整理という処理が必要となるのでブラックリストに載ってしまいます。

個人信用情報機関へ事故情報という形で、任意整理を行った事実が記録されるわけです。

そのため5年間ブラックリストに登録され、新規借入やクレジットカードの作成・利用、ローンを組むことができなくなる可能性があります。

ショッピング枠の債務がある場合もブラックリストに載ってしまう

クレジットカードの過払い金請求をした場合、完済してからの請求であればブラックリストに載ることはありませんが、そうでない場合はブラックリストに載ってしまう場合があります。

例えばショッピングにてクレジットカードで決済をした時の料金が残ったまま過払い金請求を行うと、ブラックリストに載ってしまう可能性があります。

というのも、取り戻した過払い金が自動的にショッピング枠の債務の返済に充てられてしまうからです。

過払い金でショッピング枠の債務を完済できる場合は問題ないのですが、もし完済できず債務が残ってしまう場合はブラックリストに登録されてしまいます。 このケースは任意整理という扱いを受けてしまうため、ブラックリストに載ってしまいます。

そのためクレジットカードの過払い金請求を行う場合は、債務がない状態で行うか、過払い金でショッピング枠含めて返済できる状態なのか確認することが大切です。

関連会社のクレジットカードやローンの審査が組めなくなる可能性がある

金額の大小に関わらず、クレジットカードは過払い金請求を行った時点で過払い金請求を行った貸金業者との契約が全て解約処理されます。

過払い金請求は払いすぎた利息を取り戻すわけですから、自分のお金を取り戻すことに変わりありません。

しかし、貸金業者にとっては過払い金請求を行なう利用者は面倒な存在となるので、社内ブラックリストに登録されて、今後二度と契約出来ない状況となります。

貸金業者の統廃合は、改正貸金業法が完全施行されたことで進んでおり、過払い金請求を行った貸金業者とその関連会社に対しては、社内ブラックリストにより取引が出来なくなる可能性があります。

過払い金請求をしても基本的にはクレジットカードは作れる

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完済している場合は過払い金請求をしてもクレジットカードは作れる

過払い金請求についてよくある疑問が、過払い金請求はクレジットカードにも影響があるのかというものです。

結論から言うと、既に完済している場合には全く問題ありません。 過払い金請求によって信用情報機関に金融の事故情報として記録されることはありません。

そのため過払い金請求をした後でも、クレジットカードを新規で作ることは可能です。ただし、完済が出来ていない状態での過払い金請求では、過払い金と借入が相殺されることになります。

この場合に過払い金が上回れば良いのですが、下回った場合には任意整理の取扱いとして信用情報機関に事故情報が記録されてしまい、他のクレジットカードや新規で作るクレジットカードにも影響を与えてしまう可能性があります。

過払い金請求をして債務が残ってしまう場合はクレジットカードが作れない可能性が高い

返済中に過払い金請求をした時に過払い金よりも、債務の方が多く残ってしまう場合には他の会社のクレジットカードも作ることができなく可能性があります。

債務が残ってしまうと任意整理の手続きとなってしまうので、個人信用情報機関のブラックリストに載ることになります。

ブラックリストに載ってしまうと、新規のクレジットカードを作ることができなくなってしまいます。 また、今まで使用していたクレジットカードの利用もできなくなります。

一度ブラックリストに登録されてしまうと、5年間は記録を消すことができません。 ですので、過払い金請求をするときには債務が残らないように、タイミングを計って慎重に実行する必要があります。

完済後や債務が残らないように過払い金請求をすれば、ブラックリストに載ることはありません。

一度でも過払い金請求をした業者からはクレジットカードは作れない

また、クレジットカードにおける過払い金請求を行う場合には、1点注意しなければならないことがあります。

それは過払い金請求の対象となるクレジットカードは、原則として解約扱いになってしまうことです。 同じ会社が発行している別のクレジットカードも新規に作ることが出来ません。

過払い金請求を行いたいクレジットカードを解約したくない場合には、弁護士や司法書士などの専門家に相談をして、別の解決方法を模索した方が良いでしょう。

過払い金があるからと言ってすぐに過払い金請求を行うのは、必ずしも得策とは言えないので注意が必要です。

ちなみに別の会社が発行するクレジットカードに関しては問題なく利用することが出来ますし、新規に作ることも可能です。

まとめ

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クレジットカードに対して過払い金請求を行う場合、ショッピング枠では無理ですが、キャッシング枠は借金とみなされるため過払い金請求が可能です。

ですが、クレジットカード会社に過払い金請求を行う場合、しっかりとそのデメリットを把握しておくことが大切です。

例えば、過払い金請求を行った時点でそのクレジットカードは解約ということになるため、使用が不可能になります。

水道や電気料金、クレジットカードを使用して、引き落としていた方などは注意が必要です。 また、債務が残った場合はブラックリストに載ってしまい、5年間から7年間の間どの賃金業者のクレジットやキャッシングも利用不可能になります。

さらに一度でも過払い金請求をした業者からは半永久的にクレジットカードが作れなくなりますので、こういったデメリットをしっかり考慮に入れた上で過払い金請求をするべきかどうか決めましょう。

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