過払い金請求できる?クレジットカードのリボ払いと過払い金について

過払い金請求できる?クレジットカードのリボ払いと過払い金について

リボ払いと過払い金請求の関係は少々分かりにくい部分がありますので、リボ払いについての理解が必要です。

リボ払いの正式名称は「リボルビング払い」といい、月々の支払金額が一定であるため、どうしても返済期間に長期化傾向がみられます。 つまり、リボ払いを選択して長期間支払いをすることで、カード会社に対してかなりの金利や手数料を支払っていることになります。

それを踏まえて、リボ払いの仕組みといくつか条件を満たすことで過払い金請求が可能なケースについて紹介していきます。

過払い金と過払い金請求とは

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過払い金とは、貸金業者に支払い過ぎた利息のことです。 何故過払い金が発生したのかと言えば、法律改正前に消費者金融などが高額な金利を設定していたことが起因します。

以前は出資法と利息制限法の2種類法律があり、法律によって金利の設定が異なっていました。 出資法では上限29.2%の金利が適用され、利息制限法では10万円までの元金で最大20%の設定です。 高い方の金利を多くの貸金業者が選択していたため、過払い金が発生するようになりました。 この出資法と利息制限法の差額が過払い金として請求できます。

現在では法律によって金利は見直されていますが、2007年より前には高い金利が設定されていました。 この時に支払い過ぎた利息を返してもらう手続きのことを、過払い金請求と言います。

リボ払いの仕組みと分割払いの仕組み

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分割払いとリボ払いの違い

分割払いは返済回数を決めてから支払うので、1回あたりに分割した金額と金利を払う仕組みです。同じ額を数回支払い、金利と共に払っていきます。 基本的には、クレジットカードの会社の方で何回払いの設定があるので、その中から選択して支払回数を決める方法です。

普段はキャッシングなどを使用せず、一時的に大きな買い物で手元にお金がない場合に使用します。 通常は1回払いにすることで、金利がない状態で支払いをすることができますが、数回の支払いを設定すると金利を支払う仕組みです。

リボ払いは支払回数ではなく、支払の金額を固定させていく方法です。返済額を1万円に設定すると、1万円と金利を払っていき、完済するまで払い続けます。金額の変更が可能なので、多く設定し直し早く払い終えることもできますが、毎月の支払いに余裕を持ちたい場合は少なく設定することもできるのです。

リボ払いでは、生活費など支払わなくてはならない時に、返済を先送りにすることができるので利用する場合が多くみられます。その後、収入が増える見込みがあれば大丈夫ですが、見込みがない場合は金利などが増えて破産の可能性もあるので注意が必要です。

どちらも返済の計画をしっかり立てることは重要であり、金利での借金を増やさないようにしなくてはなりません。

リボ払いの危険な仕組み

リボ払いは返済のしやすさから利用者が多いですが、クレジットカード会社の利益が安定するような危険な仕組みになっています。 リボ払いは返済期間を長期化させる、元本がなかなかなくならないという危険に注意しなければなりません。

リボ払いの場合は利用金額が高額でも低額でも、あらかじめ設定した金額を返済していくので、完済までに毎月支払い続ける必要があります。金額の設定を一度すると、変更する手間が面倒になり、そのままの金額で返済し続ける場合もあるでしょう。

支払いが滞ることを恐れ、比較的低めの金額に設定している人がほとんどで、返済できるにも関わらず低い金額を毎月支払い続けることになり、長期化してしまうのです。 そして、完済していない状態でさらに新しい返済が加わるにつれ、返済期間は延びてしまいます。

また、そのようなことから元本がなかなか減っていかないという危険性も注意してください。 支払い期間が長くなるにつれ金利も増えていき、なかなか返済が終わらないということになってしまいます。

リボ払いの場合に多く採用されるのは元利均等返済方式です。 これは金利が高い状態で高額の買い物をすると、返済している金額はほぼ金利分になってしまい、元本は数千円しか返していなかったという場合があります。 このように金利が増えていくと元本はなくならず、長期化してしまいますので注意が必要です。

キャッシングのリボ払いは過払い金請求ができる

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クレジットカードには2つの機能がある

クレジットカードには、キャッシング枠とショッピング枠があります。

クレジット枠とはお金を借りる機能のことで、ショッピング枠とは買い物をするときに使う機能になります。この両者に付いている枠とは利用限度額です。 この範囲内であれば、お金を借りることも買い物をすることもできます。

また、クレジットカードには一括払いと分割払い、リボ払いという返済方法があります。 クレジットカードのキャッシング枠を利用して分割払いやリボ払いでお金を借りていた場合は、過払い金請求ができる可能性があります。

2007年から2008年くらいまではクレジットカード会社は利息制限法を超えるグレーゾーン金利で貸し付けをしていたからです。

リボ払いでキャッシングしていた人は過払い金請求ができる

クレジットカードでキャッシング機能を利用しており、リボ払いで返済をしていた人も過払い金請求をすることができます。 というのも、クレジットカードを取り扱う信販系会社でも改正貸金業法が施行されるまでは、出資法にちなんだ高利でのキャッシングを提供しており、やはりさかのぼって利息制限法の上限金利に計算し直すことができるようになっているからです。

リボ払いは毎月の支払いが一定なので借金が膨らみやすく、残高がかなりあると思われていたものの、利息を引き直して計算することで払い過ぎになる可能性の高い返済方法です。

改正貸金業法が施行された2010年よりも前から継続的な取引をしている人は、かなりの確率で高利の契約になっているため、過払いまでいかなくても大幅な減額が期待できます。

まずは取引履歴を開示してもらい、履歴をもとに利息の引き直し計算をして確認してみましょう。 過払い金があれば早めに過払い金請求を行うようにしてください。

リボ払いでもショッピング枠は過払い金請求ができない

信販系会社に対して過払い金請求ができるという事で、リボ払いで返済をしていたショッピング枠についても過払い金が請求できるのではないかと考える人もいます。

しかし、そもそもショッピングの場合には購入金額以外の費用は利息ではなく手数料という扱いになっているため、利息を引き直すことで発生する過払い金は存在しません。 そのためリボ払いでもショッピング枠は過払い金請求をすることができません。

ショッピング枠のリボ払いは任意整理するしかない

ショッピング枠のリボ払いを利用して、利息制限法を超える利率で買い物をしていたとしても過払い金請求はできません。なぜかと言うと過払い金請求は、利息制限法で定められた上限金利以上の貸し付けに対するものだからです。

ショッピング枠のリボ払いは、割賦販売法に基づいています。 ですので、貸し付けをしているのではなく、買い物をした金額の立替金に対する手数料とみなされるためです。くわえて、この手数料には、上限が定められていません。

このようにショッピング枠のリボ払いは過払い金の請求はできないので、返済が苦しい場合は一般的に任意整理で問題の解決を図ることが多いです。 弁護士に依頼をして、任意整理で利用しているクレジットカード会社と返済額の減額や利息を下げてもらうなどの交渉をします。 さらに、無理のない返済ができるように返済期間を決め直すことも行われます。

キャッシングのリボ払いを過払い金請求する際の留意点

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過払い金請求したクレジットカードが使用できなくなる

クレジットカードをリボ払いで使用している場合であっても、キャッシング枠を利用した借入については、法定金利を超える金利で借りていれば過払い金請求が可能です。

クレジットカードにはショッピング枠とキャッシング枠の2種類が設定されていることが多く、キャッシング枠利用分についてのみ過払い金請求が可能となっています。 しかし、1枚のクレジットカードの中でショッピング枠の利用残高があったとしても、キャッシング利用分に対して過払い金請求を行った時点でクレジットカードは解約されます。

過払い金請求を行なうと、相手の信販会社との取引が全て解約となるためです。 全ての信販会社のクレジットカードが使用出来なくなるわけではなく、過払い金請求を行った相手の信販会社が発行しているクレジットカードについてのみ使用できなくなります。 過払い金が発生していることが分かった段階で、他の信販会社のクレジットカードを持っていなければ、先に新たなクレジットカード会社と契約しておくと良いでしょう。

過払い金請求を行った結果として、ショッピング利用分と相殺しても債務が残ってしまうと他社のクレジットカード更新に影響が出かねません。 リボ払いを行っているクレジットカードについて過払い金請求を行なう際には、相手の信販会社に債務が残らないように気をつける必要があります。

債務が残ってしまう場合はブラックリストに載ってしまう

クレジットカードのキャッシングの過払い金請求する際、返済の方法をリボ払いにしていた方は利用残高を把握しましょう。 月々の返済額が少額で済むことから、なかなか元金分の返済が進まないこともありますし、元金や残高にも金利がかけられるので、予想よりも債務額が残っている場合があります。

支払うべき残高が予想以上に残っていると、過払い金請求をしても債務を支払いきれないこともあるでしょう。 債務を完済できれば問題ないのですが、過払い金を差し引いて債務が残った場合には、任意整理を行ったことになり、信用情報にその旨載せられることになります。

ブラックリストに載ってしまうことから、その後のクレジットカードやローンの申し込みや利用に大きく影響してしまいます。

ショッピング枠の債務が残っている場合もブラックリストに載ってしまう可能性がある

クレジットカードのショッピング利用のリボ払いは、過払い金請求の対象外となります。ショッピング利用は、買い物の立て替え払いとなり、お金を貸したことにはならないからです。実際にショッピング枠のリボ払いについては、金利ではなく手数料と記載されています。

対象外とは言え、キャッシング枠の過払い金請求をした場合に、ショッピング枠の利用残高が残ってしまうと任意整理をしたとみなされてしまいます。 任意整理としてみなされると、ブラックリストに登録されてしまいます。

ブラックリスト入りを避けるには、過払い金請求をした時にショッピング枠のリボ払いの残高も一括返済出来れば問題ありません。手間がかかりますが、過払い金請求をする前に、過払い金で全ての債務額を返済出来るか、計算しておくことも大事になります。

リボ払いのキャッシングで過払い金請求ができる主なクレジットカード会社

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クレジットカード会社でリボ払いの過払い金が発生しているのは、「セゾンカード」、「オリコカード」、「ニコス(三菱UFJニコス)系列のクレジットカード」、「イオン」、「ニッセン」、「アプラス」、「セディナ」などがリボ払いの過払い金の対象となっています。

なおニコス、セディナは複数の会社が合併してできた会社なので、合併前に利用していたクレジットカードも他過払い金請求の対象となります。

キャッシング専門の貸金業者でリボ払いの過払い金請求の対象は、アコム、プロミス、レイク、アイフルなどの有名店から小規模な貸金業者まで2007年に利息制限法が改正される前から営業している貸金業者はほぼ過払い請求の対象となります。

まとめ

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リボ払いとは分割払いと異なり、毎月の支払額が一定に抑えられるため、買い物がしやすく計画も立てやすいことが特徴です。

一方支払期間が延び、支払残高が雪だるま式に増えてしまうことから、借金を返済することが難しくなってしまうので、リボ払いは危険な仕組みをしているということを理解することが大切です。 グレーゾーン金利でリボ払いのキャッシングを利用していた方は、過払い金が発生している可能性が高いです。

そのため、注意点に気を付けながら、過払い金請求を早めに行いましょう。 特に借金返済中に過払い金請求をしてしまうと、ブラックリストに載ってしまう可能性があるので、借金を完済した場合、もしくは過払い金で借金が完済できる場合のみ、手続きを行うことが大切です。

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